夏の食中毒対策!危険な食品と家庭でできる予防法

総菜を選択している女性 台所・調理器具の衛生管理

私「最近すごく暑いね。スーパーで買ったお惣菜とか、生野菜とか、なんだかすぐに傷みそうで心配になるんだけど…」

夫「その感覚、正解だよ。夏は気温と湿度が高いから、食中毒菌が一番繁殖しやすい季節なんだ。」

私「えっ、そんなに!? どんな食品に特に注意したらいいの?」

夫「大きく分けて、『生もの』『加熱済みの惣菜』『水分が多いもの』に注意が必要かな。」

1. 生肉・魚介類

夫「まず生肉や魚介類。これらは元々菌がついていることが多くて、常温に置くとどんどん菌が増えるんだ。買い物のときは最後にカゴに入れて、家に着いたらすぐ冷蔵庫か冷凍庫へ。冷蔵は10℃以下、冷凍は-15℃以下が理想だよ。」

私「冷蔵庫の設定温度、意識したことなかった…。すぐ冷蔵庫にしまうようにしないとね。」

2. 卵料理

夫「卵も注意。特に半熟卵はサルモネラ菌のリスクがあるから、夏場は子どもや高齢の家族にはしっかり加熱した卵を出すようにした方が安全だね。」

私「うちはよく親子丼を作るけど、卵は半熟くらいが好きで…。でも夏はしっかり火を通すように気をつけようかな。」

3. 惣菜・お弁当

保冷バックに弁当を入れている女の子

夫「加熱済みの総菜やお弁当は、一度冷めたものが常温で菌の温床になりやすい。特に水分が多い煮物や炒め物は要注意。お弁当を持ち歩くときは保冷剤を入れ、保冷バッグを活用してね。」

私「たまに朝に作ったおかずをそのまま夕方に食べることあるけど…温度管理が重要ね。」

4. カット野菜や生サラダ

サラダ

夫「サラダも気をつけたい。生で食べるものは加熱しない分、細菌が残るリスクがあるから、食べる前にしっかり流水で洗ってね。カット野菜は袋を開けたらできるだけすぐ使い切るのがベスト。」

私「最近は忙しいからカット野菜を使うこと多いけど、袋を開けたらすぐ使うようにするね。」

5. 調理時の3原則:「つけない」「増やさない」「やっつける」

肉を専用まな板でカットしている女性

夫「どの食品にも共通して大切なのはこの3原則。

  • つけない:調理前の手洗い・調理器具の洗浄・まな板の使い分け。
  • 増やさない:食材を常温に長時間置かない。解凍は冷蔵庫か電子レンジで。
  • やっつける:しっかり加熱。肉や魚は中心温度75℃以上を1分以上が目安だよ。

私「なるほど~。なんとなくやってたけど、これを意識するだけでだいぶ違いそうだね!」

6. まとめと実践ポイント

私「じゃあ、夏に特に気をつけるべき食品って…」

  • 生肉・生魚:買い物後すぐ冷蔵or冷凍、汁漏れに注意
  • 卵料理:加熱をしっかり、特に子ども用は注意
  • 惣菜・弁当:作り置きせず、なるべく早く食べる
  • 生サラダ:流水でしっかり洗い、開封後はすぐ使い切る

夫「そう。あとは、保冷バッグや保冷剤を活用して温度管理を意識すること、エコバッグやまな板・ふきんも清潔に保つことが食中毒予防には大事だね。」

私「よーし、今年の夏は“菌を寄せつけないキッチン”を目指すぞ!」

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