私「ねぇ、最近ネットで“井戸水が原因で食中毒”って記事を見たんだけど、水ってそんなに危ないものなの?」
夫「実はね、水が原因の食中毒って、意外とあるんだよ。特に井戸水や古い貯水槽の水は注意が必要なんだ。」
私「うちは水道水使ってるから大丈夫…って思ってたけど、ちょっと不安になってきた…。」
井戸水や水道水の落とし穴
夫「水道水は基本的に塩素で消毒されてるから安全なんだけど、万が一配管のトラブルや工事で雑菌が入り込むと、危険なケースもあるんだ。」
私「えぇ、そんなこともあるの!?じゃあ、井戸水の方はもっと危ないの?」
夫「井戸水は特に注意が必要。周囲に動物のふんがあったり、大雨で地表の汚染が混ざったりすると、カンピロバクターやノロウイルス、大腸菌などが混入することもあるよ。」
私「じゃあ、家庭でできる対策ってあるの?」

家庭でできる!飲料水の安全チェック
夫「もちろんあるよ。大事なのは、“自分の家の水がどこから来ているか”を知っておくこと。水道水なのか、井戸水なのか、それだけでも対応が変わる。」
私「なるほど。井戸水だったらどうすればいいの?」
夫「定期的な水質検査が必要。最低でも年1回はやったほうが安心だよ。あと、蛇口から出てくる水の残留塩素を試験紙などでチェックするのも有効だね。」
私「じゃあ、水道水でも油断は禁物ってことね?」
夫「そう。水のにおいや味がいつもと違う、濁っている、そんなときは飲用を控えて、自治体や保健所に相談を。」
ペットボトル飲料や氷にも注意
私「そういえば、開けたペットボトルの水って、ついついそのまま置きっぱなしにしちゃうけど、あれもまずいの?」
夫「それも要注意。開封後は雑菌が入りやすくて、特に暑い季節は数時間で菌が増殖することもあるよ。できるだけ早く飲み切るか、冷蔵庫で保存しよう。」
私「氷はどう?氷って冷たいから菌とか関係ないって思ってた…。」
夫「実は、井戸水で作った氷が原因で食中毒が起きたこともあるんだ。冷たいからといって菌がいないわけじゃないんだよ。」

水からの食中毒を防ぐポイント
私「今日聞いた話、すぐにでも実践できそうね。まとめておこうよ!」
夫「いいね、じゃあポイントを整理しよう。」
- 家の水源が何かを確認(水道・井戸水など)
- 井戸水の場合は年1回以上の水質検査を
- 水のにおいや色、味に異変があれば使用を中止
- 開封後のペットボトル飲料は早めに飲み切る
- 氷も衛生的な水で作ることを意識
私「普段何気なく使ってる水だけど、ちょっと意識するだけで安心につながるのね。」
夫「うん、食材だけじゃなくて、“水”の管理も食中毒予防の第一歩だよ。」

今回のまとめ
私たちは普段、何の疑いもなく水を飲んでいますが、その水が原因で食中毒を引き起こす可能性もあります。特に井戸水や開封後の飲料水は、衛生状態を定期的に確認することが重要です。「水は安全なもの」という思い込みに頼らず、家庭でも水の扱いに少し意識を向けることで、食中毒を未然に防ぐことができます。