私「今年は私が忘年会の幹事を任されたんだけど…ちょっと不安で。食中毒とかって、幹事としてどこまで気をつければいいの？」
夫「難しいことをしなくても大丈夫だよ。幹事が“ちょっと意識するだけ”で食中毒のリスクはグッと下げられるんだ。専門的なことや大げさな確認は必要なくて、ほんの小さな気配りで十分だよ。」
1. 店選びは“軽い確認”だけでOK
私「店選びで何か気をつけることってあるの？」
夫「うん。すごく簡単なことでいいんだよ。例えば、店内が清潔そうかどうか。テーブルがベタついていないか、メニューが汚れていないか。それだけでも店の衛生意識って結構わかるんだ。」
私「なるほど、確かに普段でも“あ、この店ちょっと汚いな…”って思うことあるもんね。」
夫「そうそう。あと、レビューで『衛生面が良い』『料理が新鮮』みたいな声があると安心だね。難しいチェックは不要。料理をちゃんと作りたてで出してくれそうかを判断するくらいで十分なんだよ。」
2. 当日は“料理を放置しない”ことを意識するだけで全然違う
私「宴会って、料理が机の上に置きっぱなしになること多いよね…」
夫「そこが実は一番のポイントなんだ。細菌は時間が経つほど増えやすいから、料理が来たら最初にサッと小分けしてしまうと衛生的なんだよ。」
私「なるほど、小分けにすればみんなが箸を伸ばさなくて済むし、きれいなまま食べられるね。」
夫「そうなんだ。特に大皿料理は、最初の30分でほぼ食べきるイメージでいけば安心。もし明らかに冷めきっていたり、怪しい感じがしたら、遠慮せず店員さんに“下げてもらえますか？”って言えばいい。」
3. 鍋や鉄板料理は“声かけ”だけで十分な衛生対策になる
私「鍋料理っておいしいけど、なんか生煮えとか心配で…。」
夫「そうなんだよね。でも、幹事が全部仕切る必要はなくて、“これもうちょっと煮ようか？”くらいの軽い声かけだけで十分なんだ。」
私「みんなで確認すれば安心だよね。」
夫「うん。あとは生肉を触る箸と食べる箸を自然に分ける提案も効果的だよ。“この箸、生肉用にしない？”って軽く言うだけで、交差汚染はぐっと減るんだ。」
私「確かに、宴会って誰かが無意識に混ぜちゃったりするし…。一言あるだけで違うね。」
夫「火力が弱いときは“もう少し強めにしてもらえますか？”って店員さんに言うだけでOK。難しい管理はお店がしてくれるから、幹事は“気づいた時に軽く声かけ”スタイルで大丈夫。」
4. 食べ残しは放置しない＆持ち帰らない
私「食べ残しってどうすればいいの？持ち帰る人もたまにいるけど…。」
夫「実は、お店で出された料理を持ち帰るのは衛生上望ましくないんだよ。常温で時間が経った料理は菌が増えてしまうし、安全とは言えないからね。自己責任になってしまうよ。」
私「じゃあ残った料理はどうするべき？」
夫「潔く下げてもらえばOKだよ。特に鍋や揚げ物は冷めると危ないからね。“残っているので下げてもらっていいですか？”って伝えるだけでいい。」
私「簡単だし、言いやすいね。」
5. 幹事のちょっとした気配りで安心できる忘年会に
私「こうやって聞くと、意外と簡単なことばかりなんだね。」
夫「うん。難しいチェックや専門的な対応は不要で、ちょっと意識するだけで十分なんだ。お店選び、料理の扱い、鍋の声かけ、食べ残し管理。この4つを押さえるだけで食中毒のリスクはかなり下げられるよ。」
私「よかった…これなら気負わずにできそう！」
夫「幹事がほんの少し気を配るだけで、参加するみんなが安心して楽しめる忘年会になるよ。」
