私「この前、冷蔵庫の奥にあったヨーグルトを見たら、賞味期限が2日過ぎてたの。でも見た目もにおいも変じゃないし…これって食べていいのかな?」
夫「うん、その“見た目も変じゃない”って感覚は大事だね。賞味期限は“おいしく食べられる目安”だから、保存状態と五感で判断することもできるよ。」
賞味期限切れでもすぐに捨てなくていい?

私「やっぱりそうなんだ!期限切れ=即廃棄って思ってたけど、もったいない気もしてたのよね。」
夫「もちろん、未開封で保存条件を守っているのが前提だけど、賞味期限を少し過ぎたくらいなら、外見・におい・味で異常がなければ食べられる場合が多いよ。」
夫「たとえば、缶詰、乾麺、レトルト食品なんかはもともと長持ちする設計だから、1週間〜1ヶ月程度過ぎても品質にほとんど変化がない場合もある。」
私「なるほど〜。冷蔵庫整理するときも、捨てる前に確認するクセをつけようっと。」
一方、消費期限は絶対に守るべき?

夫「そう。消費期限は“安全のライン”だから、原則として過ぎたら食べないでほしいんだ。細菌が増えていたり、見た目では分からない劣化が起きている可能性があるからね。」
私「冷蔵しててもダメなの?」
夫「冷蔵庫はあくまで劣化を遅らせるだけで、完全に止めるわけじゃない。とくにお弁当や生菓子、生肉などは時間が経つとリスクが高くなるよ。」
家庭で実践できる見極めポイント

私「じゃあ、“これは食べても大丈夫かも”って判断するポイントって何があるの?」
夫「賞味期限切れ食品の場合は、次の3つをチェックしてみて。」
- ①見た目: カビ、変色、袋の膨張などがないか
 - ②におい: 酸っぱい・異臭がしないか
 - ③味: 少しだけ味見して、苦味や異常がないか
 
夫「でも、少しでも“あれ?”と思ったら食べない勇気も必要だよ。」
私「見て・嗅いで・ちょっと味見、ね。五感って大事なんだね。」
まとめ:表示を鵜呑みにせず、正しく活かそう

私「今日の話で、ただ表示を見て捨てるんじゃなくて、“食べられるかを見極める”ってことが大切だとわかったよ。」
夫「そう。期限表示は“捨てるためのサイン”じゃなくて、“判断するためのヒント”なんだ。知識と五感があれば、食品を無駄にせず、しかも安全に活用できるんだよ。」
私「これからは冷蔵庫のチェックの時に“見る・嗅ぐ・考える”を習慣にするわ!」
  
  
  
  
