新年度が始まり、ランチスタイルをどうするか悩む人も多いのではないでしょうか。
「お弁当派」「外食派」それぞれにメリットがありますが、意外と見落としがちなのが食中毒リスクです。
今回は、会社ランチで注意すべき食中毒リスクと安全な対策について解説します。
お弁当派 vs 外食派|あなたはどっち?会社ランチの実態
私:「最近、お弁当作るのが大変になってきた…。朝は子どもたちの準備と朝食作りでバタバタなのに、自分のお弁当までとなると、もう余裕がない。
夫:「お弁当派をやめて、たまには外食にしてみる?」
私:「うーん、節約にもなるし、コンビニや社食を利用するより食費を抑えられるから続けたい。でも、職場に冷蔵庫がないから常温で置くことになるのが心配。」
夫:「それは確かに食中毒のリスクがあるな。僕は会社の近くの飲食店で食べるか、仕出し弁当を頼んでるけど、それでも衛生面が気になることがある。」
私:「どちらのランチスタイルにもリスクはあるのね。安全に食事をするために、食中毒の危険性と対策を知っておいたほうがよさそう。」


お弁当派の食中毒リスクと対策
1. 朝作ったお弁当を長時間常温で放置
お弁当は朝作ってから昼まで数時間、常温で放置されることで細菌が増殖しやすくなります。
✅ 対策
- 保冷バッグや保冷剤を活用し、できるだけ低温で保管する。
- 職場に冷蔵庫がある場合は必ず保存する。
- ご飯やおかずはしっかり冷ましてから詰める。

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2. おかずの水分が原因で菌が繁殖しやすい
煮物や和え物など、水分の多いおかずは菌が繁殖しやすく、食中毒の原因になります。
✅ 対策
- おかずはしっかり冷ましてから詰める。
- 水分が多い料理(煮物、和え物)は控えめにする。
- 抗菌シートを活用する。
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3. 再加熱できないため、加熱不足が危険
お弁当はそのまま食べることが多いため、加熱が不十分だと細菌が生き残る可能性があります。
✅ 対策
- おかずはしっかり加熱し、冷めても安全な状態にする。
- 防腐効果のある梅干しやお酢を活用する。
- 冷凍食品をうまく取り入れ、傷みにくいおかずを選ぶ。
外食派の食中毒リスクと対策
1. 飲食店の衛生管理が不十分な場合がある
特にランチタイムの混雑時は衛生管理が甘くなることも。作り置きの料理が長時間放置されることもあります。

✅ 対策
- 清潔感のあるお店を選ぶ。
- 温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいまま食べる。
- お店の口コミやレビューをチェックする。
2. デスクでのランチは菌が繁殖しやすい
パソコンのキーボードやデスクには意外と菌が多く、食事の際に手を介して口に入る可能性があります。

✅ 対策
- 食べる前に手を洗うか、ウェットティッシュで手を拭く。
- デスクの上も定期的に拭く。
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3. コンビニランチにも食中毒のリスクがある
おにぎり・サンドイッチ・サラダなど、コンビニ食品は食べるまでの管理が重要です。


✅ 対策
- 賞味期限を守る。
- 開封後はすぐに食べる。
- 冷蔵品は食べる直前まで冷やしておく。
まとめ|会社ランチの食中毒を防ぐためのポイント
お弁当派の食中毒対策
- 保冷バッグ・保冷剤を活用する
- 水分の多いおかずは控えめにする
- 冷めても安全な状態で詰める
外食派の食中毒対策
- お店選びを慎重にする
- デスクランチでは手洗いや消毒を徹底する
- コンビニ食品の管理にも注意する
会社でのランチを安心して楽しめるように、食中毒対策を意識していきましょう。
