海外旅行での食事トラブル体験談:夫の苦い経験から学ぶ
3月は卒業旅行や春休みで、多くの方が友人や家族と旅行を計画する季節ですね。新しい土地での食事は旅の楽しみの一つですが、慣れない環境では思わぬ落とし穴が潜んでいることも。今回は、私たち夫婦の会話を通じて、海外旅行での食事トラブルとその対策についてお伝えします。
私: 「もうすぐ卒業旅行シーズンね。旅行会社で学生向けのパンフレットを見かけたわ。私の卒業旅行は埼玉の長瀞だったけど、海外には一度も行ったことがないの。行ってみたいな。」
夫: 「僕は卒業旅行でいくつかの国を回ったよ。」
私: 「どの国が良かった?食べ物は美味しかった?」
夫: 「いろいろ行ったけど、やっぱり日本の食事が一番かな。慣れているしね。」
私: 「そうなんだ。外国での食事ってどうなの?地域によって違うけど、水には気をつけろってよく聞くけど、実感がわかないわ。何か食事でトラブルがあった?」
夫: 「実はベトナムに行ったとき、食中毒になったことがあるんだ。ひどくて、観光どころじゃなく、ずっとトイレにこもっていたよ。」
私: 「どうして食中毒に?原因は何だったの?」
夫: 「夜にベトナムで有名な市場で夕食を食べたんだ。一人旅だったけど、店の人や隣の席の人と仲良くなって、つい気持ちよくなってね。おそらく生春巻き(生野菜の入った春巻き)が原因だったと思う。次の日からお腹が痛くて。食べ物には注意していたのに、油断してしまった。」
私: 「あら、大変。せっかくの旅行が食中毒で台無しになってしまったのね。」
夫: 「本当にそう。観光もできずに帰国する羽目になったよ。もう二度とあんな思いはしたくない。」


海外旅行中の食中毒を防ぐための注意点と対策
1. 水と氷の取り扱いに注意
- 生水や水道水は飲まない。
- ミネラルウォーターを購入し、飲み物は氷抜きで注文する。

2. 生ものは避けて加熱された食品を選ぶ
- サラダやカットフルーツ、生野菜が使われた料理は避ける。
- 火の通った温かい料理を選ぶ。
- 肉や魚はしっかり加熱されたものを食べる。

生野菜は危険!
3. 屋台やストリートフードの利用は慎重に
- 露店での食事は衛生状態が不明なことが多いので、できるだけ避ける。
- どうしても食べる場合は、その場で調理され、熱々の状態で提供されるものを選ぶ。
4. 手洗いと消毒を徹底する
- ウェットティッシュやアルコール消毒液を持ち歩く。
- 食事前に手を拭く習慣をつける。

まとめ:安全な食事で楽しい海外旅行を!
海外旅行では、慣れない環境や現地の衛生事情の違いから、食事によるトラブルが起こりやすくなります。水や生ものには注意し、できるだけ加熱された料理を選ぶことがポイントです。また、屋台やストリートフードを楽しむ際は、調理されたばかりの熱々のものを選びましょう。さらに、手洗いや消毒の習慣を徹底することで、食中毒のリスクを減らせます。

せっかくの卒業旅行を最後まで元気に楽しむためにも、食事の安全対策を意識して、素敵な思い出を作りましょう!