寿司や刺身で食中毒!?アニサキスのリスクと安全に食べる5つの対策

寿司を食べる子供 外食・テイクアウトの安全

「お寿司や刺身は安全?」夫婦のリアルな会話から始まる疑問

私: 「お寿司屋さんでお寿司を食べたり、スーパーで刺身を買うけど、生で食べる魚って安全なのかな?」」

夫: 「お寿司やスーパーでの刺身は、生食用として販売されている魚だけど、細菌よりも寄生虫のアニサキス食中毒のリスクがあるんだよ。」

私: 「アニサキス?聞いたことある!そういえば、スーパーの刺身コーナーで『アニサキスに注意』ってポップがあった気がする…これって何なの?」

夫: 「小さな白い虫のことで、魚の中に潜んでいることがあるんだ。これを食べてしまうと、お腹が痛くなったりするんだよ。」

寿司
お刺身

アニサキスって何?

アニサキスは、海に住む寄生虫で、魚の内臓や身の中にいることがあるんだ。特に新鮮じゃない魚ほど、内臓から身に移動しやすいんだよ。体長2~3cmほどの白色の虫で、肉眼でも確認できるので、刺身を食べる前にチェックすることが大切なんだ。

アニサキス
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000042953.html)

アニサキスがよくいる魚

サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなど、多くの魚に潜んでいる可能性があるよ。

アニサキスによる食中毒の症状

  • 胃に入ると → 食後数時間で激しい胃痛や吐き気
  • 腸に入ると → 数日後に強い腹痛
  • アレルギー反応 → じんましんや重い場合はアナフィラキシー

アニサキスは体の中で増えたりはしないけど、胃や腸の壁に入り込んでしまうと激しい痛みが出ることがあるんだ。


家庭でできる!アニサキス予防の5つの対策

1. しっかり加熱する

アニサキスは熱に弱いので、魚をしっかり火が通るまで焼いたり煮たりすればOK。厚生労働省のHPでは「70℃以上、または60℃の場合は1分以上の加熱」が有効とされています。

焼き魚

2. 冷凍する

厚生労働省のHPでは「-20℃で24時間以上冷凍」とされていますが、冷凍庫によっては-20℃までならない場合もあるかもしれません。家庭用冷蔵庫でも-20°C近くまで冷やすことは可能ですが、常時その温度を維持するのは難しい場合があります。そのため、できるだけ低温で長時間冷凍することが重要です。

魚を冷凍

3. 新鮮なうちに内臓を取る

魚が新鮮なうちに内臓を取り除くことで、アニサキスが身に移動するのを防げるよ。

4. 目で見てチェック!

アニサキスは白くて細い糸のような形をしているから、刺身を食べる前に目で確認するのも大事。

5. 調味料に頼りすぎない

お酢、ワサビ、醤油ではアニサキスは死なない!

酢につけても死なない
わさびにつけても死なない
醤油につけても死なない

厚生労働省のHPでは、「70℃以上、または60℃で1分加熱するか、-20℃で24時間以上冷凍すること」が有効と書かれています。調味料では防げないため、正しい知識を持って適切な対策をすることが大切です。


実際にアニサキスを発見!?

私: 「この前、サバをさばいていたら白い糸みたいなのが出てきたんだけど…これってもしかして…?」

魚を切る姿

夫: 「うん、可能性はあるね。魚の身や内臓についてることが多いから、見つけたらすぐ取り除くのが大事!飲食店でも、目視で確認してできる限り取り除く努力をしているけど、完全に防ぐのは難しいんだ。」

私: 「やっぱり、お店任せじゃなくて、自分でも知識を持って対策するのが大事だね!」


まとめ

  • アニサキスは魚にいる寄生虫で、食中毒の原因になる。
  • 食後数時間で胃痛、数日後に腸の痛み、アレルギー反応を起こすことも。
  • 家庭でできる予防策は…
    1. しっかり火を通す(70℃以上または60℃で1分以上の加熱)
    2. 冷凍保存(-20℃で24時間以上が有効)
    3. 魚を新鮮なうちに内臓を取る
    4. 食べる前に目視でチェック!
    5. ワサビ・醤油では防げないと知ることが大事
  • 飲食店でも確認しているが、完全に防ぐことは難しい。
  • 正しい知識を持ち、自分でも気をつけることが何よりの対策!

アニサキスのリスクを理解して、安全にお寿司や刺身を楽しみましょう!

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